2009年創業の（株）AToRiKA様。代表を務める渡邊社長は、運転手（トラック、観光バス）建築関係等々、様々な業務の経験を経て、衛生用品等を中国に輸出する会社に巡り会います。その会社を経営していた社長から絶大な信頼を得て、全面的に仕事を任されるようになりました。バイク部品を輸入して販売する等、事業拡大も成功を収め、社長からのバックアップもあり独立。しかしその成功の波も、2011年の東日本大震災を境に途切れ始めます。バイク部品が輸入出来なくなり、代わりに力を入れた「発電機」の取扱い。電力不足の状況下で成功を収めましたが、その成功がバイク関係のお客様から、もうバイク部品を扱う気はないのか・・と、信頼を失う結果となりました。この時の失敗から、現在の「ジムニー専門店」が誕生しました。社名の由来は、まず始めの文字は「A」と決め、その他の文字は、ご家族の名前の頭文字を取り、何度も並べ変え決めました。豪快な印象の社長の「家族愛」を感じます。
「これ一筋！」と決めた社長を、技術で支える尾澤工場長。そして奥様（笑顔が素敵な奥様。写真に写っていただけなかったのが残念です！）
カッコよさを追及すると、極力「攻めた」改造を希望するお客様もいらっしゃるそうですが、
当然「法の範囲内」は鉄則。法律も徹底的に学んだそうです。真摯に向き合う姿勢にお客様は信頼を寄せ、長いお付き合いとなっているお客様が沢山いらっしゃいます。
社長の趣味はパソコン。ご自身で作ります。既製品では実現しないハイスペックなものも、ご自分の好みに作成出来るそうです。
簡単に出来ることはつまらない、常に「新しいやり方」や「新しいアイデア」を頭の中に持つ、それが無くなったら社長業は辞めようと思っている。
そう言い切る社長のお顔は自信に満ちていました。